キリストの地上生涯

キリストの受難

最後の晩餐と神の国の過ぎ越し:ぶどう酒に啓示された神の救済計画

最後の晩餐で弟子たちが飲んだぶどう酒は、世の終わりの神の怒りを過ぎ越すためのキリストの血を表す「贖いの杯」です。主は婚約の方法で弟子たちと新しい契約を結ばれ、ご自分は神の怒りのぶどう酒を飲んで十字架で死なれました。神の国の祝宴で花嫁と賛美の杯を飲むためです。
キリストの受難

過ぎ越しの祭りに啓示され、最後の晩餐と十字架で実現した贖い

出エジプトで家に塗られた子羊の血は十字架で流されたイエス様の血を、焼いた羊肉はイエス様の裂かれた肉を予表しています。最後の晩餐の種なしパンとぶどう酒はキリストの肉と血の象徴です。主は神の子羊として、世の終わりの過ぎ越しのために死なれました。
キリストの受難

十字架を予表する旧約聖書の贖い:血を流すことによる罪の赦し

神は人が罪を犯した時すでに、身代わりのいのち(血)を捧げることによる罪の贖いを開始され、十字架に至る救いの計画を漸進的に進めてこられました。メシアの血による完全な赦しと救いは、旧約時代の義人たちの生涯に啓示されていました。
キリストの受難

キリストの受難と過越の祭り:新しい過ぎ越しを実現する受難週の出来事

イエス様最後の1週間の出来事を種なしパンの祭りと比較します。イエス様は、罪人が世の終わりの神の怒りと裁きを免れ、神の国に入ることができるように、罪を取り除く「神の子羊」として屠られ、全人類のために新しい過ぎ越しを実現してくださいました。
キリスト降誕

メシア降誕に備えた東方の博士たち、メシアを退けたヘロデ王 

博士たちはイエス様の誕生を知り、幼い王を礼拝するために旅し、贈り物を捧げて喜びました。一方、ヘロデ王は利己的思いから殺意を抱き、無関係の子供たちまで殺害しました。イエス様が再臨される時も、主を喜び迎える者、憎み退ける者に分かれます。
キリスト降誕

「神の小羊」誕生を喜び伝えた真の礼拝者、ベツレヘムの羊飼い

救い主の誕生を最初に知らされ、最初に礼拝する特権を与えられたのは、罪のために屠られる羊を忠実に育てていた無名の貧しい羊飼いたちでした。人類の罪を贖う神の小羊イエス様は、遺体のように布に包まれ、羊部屋の石の飼葉桶で眠っておられたのです。
キリスト降誕

神の御計画に生きたマリアとヨセフ、エリサベツとザカリヤから学ぶ

救い主を世に送る神の御計画の中で、超自然の力で神の子を宿した処女マリアと彼女を妻に迎えたヨセフ。救い主の先駆者ヨセフを授かった不妊のエリサベツと年老いた祭司ザカリヤ。神からの召命に応答し、全てを捧げて仕えた彼らの信仰と人生を学びます。
キリストの心

主は私の羊飼い:イエス様はなぜご自分を良い羊飼いに譬えられたのか

羊飼いイエス様は、私たちに真のいのちを与え、永遠の御国へと導いて下さいます。羊と羊飼いの関係のように、主の愛といつくしみの中で主との麗しい関係を深め、主の御声を聞いて歩みましょう。主は現代もご自分の群れを約束の地へと導いて下さっています。
キリストの心

主の御衣から流れ出る恵み・長血の女に注がれたキリストの愛

長血の女がマラキの預言を信じ、主の権威を象徴する「ふさ」に信仰によって触れた時、病が癒されただけではありません。主は、女性の心を癒やし、自尊心と人間関係を回復させ、共同体生活を再開させて人生そのものを新しくし、福音伝道に用いてくださったのです。